
この度、栃木県那須塩原市を拠点にする”Rokuyu”とともにジャズピアニストのケイ赤城さんのオフィシャルTeeシャツを制作、販売することとなりました。
イラストを描いてくれたのはNYを拠点に活躍するElijah Anderson(Brooklyn,New York)

Elijah Anderson(Brooklyn,New York)
今回の制作には数々のドラマがありました。
当店のSNSでは既に簡単な告知をしていましたがこのサイト内では今回の経緯と題材となっているケイ赤城さんのご説明をできればと思います。
まず始めに、一緒に制作することとなった”Rokuyu”のオーナー、b.d.さんとの出会いは確か2015年か2016年くらいだったかと思います。
当時当店で企画してた”Delicious Mix Tape”で仙台を拠点に活躍する先輩のDJ DATTU氏にミックスを依頼し、サウンドクラウドに掲載も完了したところDATTU氏から「栃木県の那須塩原に面白い人たちがいる。是非紹介したい、」と興奮気味に言われたのを未だに覚えています。
話を聞くと当時東京で活躍していたb.d.さんが那須塩原に拠点を移し、那須の面々とかなりマニアックなことをしていると。
そんな事言われたら自分だって「是非紹介してほしい。」なんて考えもせずに言ったのを覚えています。
ちょうどそれから半年内くらいに那須の面々が仙台まで足を運んでくれたので話を聞くと「今那須で古いカセットデッキやプレイヤー、それにまつわるアイテム達を集めて定期的にリミテッドストアを展開している」とのこと、その名も”JAMBOX PARLOUR”、
そんなの面白いに決まってるじゃないですか、私も話を聞いている内に一気に那須の面々が好きになりました。
急いで企画したいと思い、当時は仙台市の本町という場所にDeliciousの店舗を構えていたのですが、あと1年内には現在の仙台市青葉区一番町に移転する予定でしたので「そこで杮落としで企画しません?」と声をかけさせていただいたのが始まりです。

※2018年開催のJAMBOX PARLOUR POP UP SHOP for Delicious
企画はもちろん大盛況、当時はDelicious・JAMBOX PARLOURとしてカセットテープの形に圧縮したTシャツにキーホルダー、それと縁を作ってくれたDATTU氏とb.d.氏のミックスCDを販売させていただきました。
全てのアイテムが開催期間中に売り切れてしまったのも良い思い出です。
そんな事もありそれからは那須の面々とも定期的に連絡を取るようになりました。
それから時は経ち2020年にb.d.さんは那須塩原市に現在の“Rokuyu”をオープン。
それからはb.d.さんとも常に「何か一緒につくりたいですね。」といつも話をしていました。
ちょっと前に販売したMY LOADS ARE LIGHTのソックスはまさにDELICIOUS・ROKUYUの初の共同作品となるものでした。
DELICIOUS・ROKUYUのソックスもweb販売前に即完、そんな中「じゃあTシャツですね」て話も盛り上がり、「題材はどうする?」「折角だから自分たちだからこそ出せるアイデンティティを」となりたまたまNEW YORKで活躍するElijahにお願いする事となりました。
当時ElijahがNEW YORKの“BOOK WORKS”というブランドでジャズをモチーフにしたアイテムをリリースしていたのは知っていましたので「日本のジャズをテーマに」と本人に依頼させていただきました。
b.d.さんと一緒に日本のジャズの話で盛り上がっているとElijahから「日本の、しかも仙台だったらケイ赤城だろ?」との回答で即決、今回のグラフィックとなった次第です。
ここからはケイ赤城さんの話となりますがケイ赤城さんは「1989年から1991年まで、日本人唯一のマイルス・ディビスグループのメンバーとして活躍したピアニスト」です。
もちろんそれだけではありません。
1953年に宮城県仙台市で生を受けたケイ赤城さんは4歳から12歳まで家族と共にオハイオ州クリーブランドで過ごします。
その後に日本へと戻り、青森県の高校へと進学したケイさんは青森県下の高校在学中にジャズ音楽に接し、国際基督教大学(ICU)では哲学と作曲学を学ぶこととなります。
大学卒業後再び渡米し、カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校の哲学科博士課程に入学、勉学の一方、大学のジャズバンドで作曲やオーケストレーションをやったりピアニストとしてブルー・ミッチェルやアート・ペッパーのピックアップバンドに参加するなどの演奏活動も経験し25歳の時それまで目指していた大学教授への道をやめてプロ・ミュージシャンとして歩み始めることとなります。
1979年にアイアート・モレイラ&フローラ・プリムグループのピアニストに7年間在籍し、その後アル・ディメオラのグループなどを経て1989年から1991年までマイルス・ディビスグループのメンバーとして活動。
その後はスタンリー・タレンタインのバンドに参加することとなりました。
今現在は音楽活動を続ける一方、1996年カリフォルニア大学アーバイン校で音楽講師として教鞭を執り始め2000年からは同大学芸術学部教授としてジャズ理論、歴史、実技などの講義を行っています。
私が初めてケイ赤城さんのライブを聞いたのは今から10年ほど前、今は無き仙台市の”ジャズミーブルースノラ”だったと思います。
その時は確かソロライブで次の年には”ケイ赤城トリオ”として「ケイ 赤城(P) 若井 俊也(b) 本田 珠也(ds) 」の豪華メンバー、話はそれますがこの頃に珠也さんのドラムにやられたのもよく覚えています。
ライブ後に話しかけて色々と聞かせていただきましたがここでは内容を割愛させていただきます。それからは毎年12月にケイ赤城さんが里帰りとして仙台でのライブを行うようになりましたが
ケイ赤城さんのピアノは疾走している、というか流れている。という印象、何を言ってもハマる言葉はないと思うのでこれもここでは割愛します。
「ただ、本当に凄いです。」
あまりの興奮に仙台のDJ CANDELICとラッパーのONE MEも連れて行ったのを今も鮮明に覚えています。
それから今現在、まさか自分がこの様な形でケイ赤城さんと絡むことになるとは、夢のような事です。今回のケイ赤城さんのTシャツを制作できたことは皆様の多大なご協力あってのことはもちろん、非常に嬉しく感動しています。
このような機会を与えてくれた六喩、Delicious、Elijah、キムタクさん、小川さん、そしてケイさんに心より感謝しています。

話は長くなりましたが今回のDELICIOUS・ROKUYU “Kei Akagi Tee”は4色展開となります。
画像上の白ボディ、緑プリントはDelicous、ブループリントはRokuyuでの限定販売、下のバナナボディと黒は2店舗共有での販売となります。
販売開始日は2023 /06/24(sat)を予定としており、その日はb.d.さんのご好意で栃木県那須塩原市の”Rokuyu”にてLaunch Partyを行います。
当日は那須塩原を拠点に活躍する“The Killer Stone”のライブとDJはMCLN氏とKILLA TURNER氏、それに仙台からはDATTU氏とCANDELIC氏が参加しますので近隣の方は是非足をお運びください。

もちろん仙台からも数名連れて現場へ向かう予定です。
そうそう、“The Killer Stone”のライブは私も初体験で非常に楽しみにしております。
メンバーは純那須メンバー、しかもb.d.さんと当日DJとしても参加するMCLN氏がメンバーとして参加するバンドです。ライブは言葉の通り正にライブです。是非体感していただきますと幸いです。
Kei Akagi Tee launch Party at Rokuyu
2023,6,24 (Sat)
Open 19:00 ~
1,500yen / 1d
DJ
DATTU (Sendai)
CANDELIC (Sendai)
MCLN (Nasu)
KILLA TURNER (Nasu)
LIVE
THE KILLER STONE (Nasu)
急ですが疲れてきたのでここらで書くのは止めます。
他、聞きたい事や気になる事ありましたらDeliciousか六喩まで遊びにきてください。
心よりお待ちしております。